こんにちは!
花と風景の画家 冬乃太陽です。
「絵画のお手入れってどうしたらいいんですか?」
というご質問をいただきました。
(ご質問をありがとうございます!)
気に入って購入した作品は、長く楽しみたいですね。
そして、いつまでも綺麗なまま状態で、飾っておきたいですね。
そんな時に疑問に思うのは、
・汚れたりしないか心配、防ぐには?
・何に気をつけたらいいの?
・お手入れやメンテナンスはどうしたらいいの?
というものではないでしょうか?
そこで、絵画のお手入れの仕方を簡単にご紹介します。
結論から言いますと、、
やることは2つだけ。
ホコリを取ること、金具をチェックすること
です!
この2つだけです。
詳しく書いていきますね。
(ここでは額付きの作品、額なしの作品など絵画全般を対象とします。
作品の素材によって注意すべきことが異なるので、
個別の作品の詳しいお手入れの仕方は、販売元のギャラリーさんや作家さんにお尋ねください。)
【ホコリを取る】
乾いた柔らかい布(メガネ拭き、マイクロファイバークロスなど)や、
柔らかい筆(熊野筆、パソコンのキーボードを掃除する柔らかいブラシ、柔らかい刷毛)で、
ホコリをはらいます。
額縁の装飾部分、隙間など。
額なしの作品は裏面の木枠もホコリをはらう。
額縁のアクリル板やガラス板は専用クリーナーまたは乾拭きで拭く。
アクリル板は傷がつきやすいので、専用クリーナーで優しく拭いてください。
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アクリル板かガラス板か見分けがつかない時は、、、?
↓
表面を触ってみて、冷たいものはガラス板。常温ならアクリル板です。
注意点
水拭き、洗剤の使用はしないでください!!
どうしてホコリが溜まると良くないのか?
↓
ホコリは、吸湿性があり、湿気を呼びます。湿気はカビの発生につながり、絵を傷める原因になるからです。
【金具をチェックする】
ひも、吊り金具をチェックします。
ひも → 切れそうでないか?結び目にゆるみはないか? ひもが劣化していたら、取り替えてください。
吊り金具 → 壁のフック、作品に取り付けられた金具のねじは外れそうでないか? 劣化はしていないか?
大掃除の際など、定期的に、壁から外して裏の金具をチェックしてくださいね。
【定期的に掛け替えよう】
お気に入りの絵をずっと楽しむためにも、
季節ごとや、定期的に絵を架け替えて、絵を休ませてあげてくださいね。
(絵を休ませるとは、陰干しや、陽の当たらない所で保管すること。)
絵を掛け替えると、お部屋のイメージが変わって、新鮮な気分で日々を過ごせます。
ぜひ、定期的に絵を架け替えて、絵のある暮らしをたくさん楽しんで下さい。
保管の仕方はこちらの記事から
↓
いかがでしたでしょうか?
絵のお手入れは、そんなに難しくないので、ぜひやってみてください。
それでは!